イタリア郷土料理集讃歌食事会 第12回 バジリカータ州 を開催致しました。

イタリア郷土料理集讃歌食事会 

第12回 バジリカータ州  を開催致しました。

毎回イタリアの州別にその地の郷土料理をリストランテ料理に仕立てるという企画。 今回は南イタリアのバジリカータ州。 あまり馴染みのない州。

長靴の形をしたイタリア半島の土踏まずあたりに位置します。素朴な料理が多く、赤唐辛子、野生のハーブがよく使われる。 サラミ、生ハムなどは非常に美味しく、羊もよく食される。バジリカータ 名産の長い赤唐辛子を乾燥させたものを塩ダラに合わせた料理も有名。そんな素朴な郷土料理をリストランテのお皿にしていきます。最初にルマーケ(エスカルゴ)を磯ツブ貝に変えて始まり。


前菜には豚の顔の部位で作った甘酸っぱいジェラティーナに仕立てました。ワインはバジリカータ  ビアンコ、グレコ種とフィアーノ種で造られた爽やかな酸味があるフレッシュでクリーンなワイン。


ペペローネのピクルス、バッカラ、オリーブオイルで造る内陸の魚料理。自家製のバッカラとソットアチェートを繊細に火入れしたペペローネ尽くしの一皿には、マルヴァジア種100%のビアンコ バジリカータ のワインを合わせます。フルーティで濃厚な香りのするワインです。


円形の少し押し潰したようなショートパスタにポテンツァ風ラグーソース。ポルペットーネのトマト煮のような料理。旨みがたっぷり出たソースのみという一皿。

メインディッシュは仔羊とキノコのオーブン焼き。南イタリアのポルチーニ茸と称されるカルドンチェッロを合わせてこの土地ならではの繊細な一皿に仕立てました。

ワインはアリアニコ デル ヴェルトゥレをお召し上がりいただきました。優しい味わいでアッビナメントを楽しんでいただけました。


ドルチェはバジリカータ 風乳製品のトルタ。キッシュのようなチーズと生ハムを使ったトルタにメロンソルベットを合わせた一皿。モスカート種の微発泡ワインがベストの組み合わせに。


毎回毎回、お客様も我々スタッフも勉強になり楽しい時間を過ごすことができるとても良い企画です。飲食に携わっている方も是非ご参加ください。イタリアの理解度が格段にアップしますヨ❣️


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