下中玉ねぎの苗植えに参加させて頂きました!

1212日に小田原あきさわ農園で「下中玉ねぎ」の苗植えに行ってきました!!

   東京大学農学部のアグリアンさん達が、美味しい下中玉ねぎを守ろうというご提案から始まった企画です。今年も日本イタリア料理協会にお声かけて頂き、ご縁があってクリマ ディ トスカーナも苗植えを一緒に参加させて頂きました。


   小田原市東部の下中地区は知る人ぞ知る玉ねぎの名産地です。標高が高く昼夜の寒暖差や相模湾から吹き付ける海風と言った気候条件があります。畑の土壌は、地元畜産農家が育てている牛糞堆肥をふんだんに使用し有機質をたっぷりと含んでいます。この二つの環境が甘く美味しい地玉ねぎ「下中玉ねぎ」を作り上げます。

今回は根の先端の周囲直径8ミリくらいまで育った苗を別の場所に移して育てる「移植」を行いました。この移植をすることで玉ねぎ一つ一つが健やかに育ち、甘みがよりグッと増します。あきさわ農園の秋澤さんから「この一手間が美味しさの秘訣」と教えて頂き、美味しさと大変さを知りました。『美味しい食材を自分達で作り、その食材を使った素晴らしい料理を皆様に提供する』と、お客様に楽しんで頂くための非常に貴重な体験をさせて頂きました。


   今回植えた玉ねぎ達は冬を越えて5月上旬に甘くジューシーな玉ねぎになり収穫を迎えます。私たちが植えた玉ねぎがシェフ佐藤によってどのような料理になるかとても楽しみですね。

お忙しい中あきさわ園さん並びにアグリアンの皆様、貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました。